ぺろぺろ食堂日記

ぺろぺろ食堂は実際には存在しません。それはそうと、もっと野菜を食べてヘルシーになりたい。

ソラメシ風野菜たっぷりローストチキン ~ローストチキンかチキンソテーか~

2回めのソラメシの話である。(1回めはこちら)

初めてソラメシでローストチキンを頼んで出てきたものを見た時は正直失望した。
当たり前っちゃ当たり前なのだが、ようは鳥のもも肉を焼いたもの、チキンソテーだったのだ。
正直どこでどうローストチキンを焼いているんだろう、と作っている間キョロキョロしてしまったのだが、何の事はない目の前のフライパンで焼いているのがそれであった。
辞書で引いてもローストチキンは「鳥を一羽丸ごと焼き上げた料理」となっている。
これは詐欺じゃないか!
・・・しかし味が美味しかったので、僕は笑顔で平らげ、それ以来お気に入りのメニューとして何回もローストチキンの名前をコールすることになる。

ソラメシのローストチキンの作り方はさほど凝っているわけではない。
注文すると一枚肉を目の前で広げ、皮目に包丁で切れ目を入れ、塩コショウをする。
小さめのフライパンにそれを入れると皮目にカリッと焼き目が付くまで念入りに焼き、裏返す。
野菜をどこで入れるのかはよく覚えていないんだけど、確かこの辺りで入れていたはず。
サイコロ状の玉ねぎや茄子、きのこなどを入れると蓋をし(ひょっとしたら調味液か酒か何かを入れていたかもしれない)蒸し焼きにする。
焼きあがると野菜を皿に盛り付け、チキンを食べやすい大きさに切り分けて盛り付ける。それだけ。
ご想像の通りこの焼き時間が絶妙で、口の中に放り込むとジュワッと鶏肉の美味しいスープが溢れてくる素晴らしい焼き加減なのだ。
カリカリの香ばしい皮も絶品。
一緒に蒸し焼きにした野菜も甘くてこれまた美味い。
もういいよ、ローストチキンでも何でも。

そんなわけで本日はそれを思い出しながらのチキンソテー。
しかしこういう火入れが大切な料理は、食中毒のことや、レンジで温めたりでどうしても絶妙な火加減、という訳にはいかない。
結局野菜と鶏肉から汁が出てスープのように…。
まあ美味しかったんだけど。
f:id:pero_pero:20140513122759j:plain
付け合せは煮びたし
これも火を入れすぎて皆様から
スナップエンドウのスナップ感が足りないな!」
とダメ出しを頂いた。
f:id:pero_pero:20140513123058j:plain
個人的には豆類やアスパラ、ブロッコリーなど柔らかめに茹でるのが好きなのだが、確かに今日のスナップエンドウはちょっと柔らかかったな、すみません。