ぺろぺろ食堂日記

ぺろぺろ食堂は実際には存在しません。それはそうと、もっと野菜を食べてヘルシーになりたい。

新米主婦に夕餉の指導をした話

某氏が春から晴れて同棲だという話で
「簡単にできるご飯を教えて下さい…」
と珍しくご質問されたので、ちょこちょこっとご指導さし上げた。
参考までに某氏のスペックはというと、
・料理はあまり積極的にする方ではない
・一人暮らししたこと無い
・そもそもあまり料理が好きそうではない
という感じである。

まずは心構え

個人的に一人暮らししたことがなくて、いきなり他人に夕餉を振る舞うというのはなかなかハードルが高いと思う。
なので、とりあえず献立を考えるのが非常に面倒くさいので、何か逃げメニューや金曜カレーのような定番メニューを作っておくと良いということを教えた。
また、一汁三菜というがこれはなかなか難しいし面倒なので、とりあえずメイン1品に力を注ぎ、あとは簡単にできる副菜を作ればよいのではないか、副菜も面倒だったら刺し身やら惣菜を買ってこれば良いと指導した。

メインの手の抜き方

あまりレシピ的なものは教えられなかったのだけど、まずブリの照り焼きを教えた。
これはフライパンでぶりの切り身を焼いて、甘辛い醤油をかければできるのだけど、きちんと作れば「簡単だけど手が込んでるようにみえる」。
こういう簡単だけど手が込んでるようにみえるレシピを増やすようにおすすめした。
またこのブリの照り焼きのタレはちょっとしょうがを足して豚にかければ豚のしょうが焼きだし、鶏肉を焼いても良い。
というバリエーションの増やし方もお教えした。
あと、簡単で料理上手に見えるレシピとしてゴーヤチャンプルを教えといた。

副菜の手の抜き方

基本ゆでて出汁につければ大概美味しくて料理上手に見える副菜になるとお教えした。
まただし汁に辛子を添えたり、ごまを添えたりしてバリエーションを増やす技も伝授した。
夏になればゆでた野菜にポン酢を和えたりして冷やしておけば大概美味しいので使いまわせる事も教えた。

市販のものを上手に使うようにお勧め

無理してきちんと料理をするよりも「料理をつくることになれる」のが重要と思われたので、クックドゥなどの市販の調味料は積極的に使っていくように指導した。
料理に楽しさが出てくるかどうかは分からないが、デイリーで料理をするならばとりあえず苦行にならないことが最優先課題である。


んな感じでレシピっぽいのを3品ほどとこんなノウハウを教えたのだけれど役に立ったのかどうか(メモを取ってたのでそこそこ役に立ったと信じたい)。
さて、某氏が料理が好きになるかどうかは、彼氏がどんだけウマイウマイ言って食ってくれるかである。
がんばれ。