鶏肉をあれした話
久々パルを読んでたら大変肉が美味しそうで、最近は薄切り肉しか食べていないような気がして、ぜひとも肉塊をもしゃもしゃ貪りたいという欲求がムラムラと湧き上がり、それでもやはり豚の三枚肉などを出してしまったらぶん殴られるであろうし、豚ヒレ肉のカタマリは安売りの日でないと買いたくない、そもそも豚肉の塊は大きいのでやや低温で調理するとお時間がかかるだろうから…と苦悶の末に出した結論が鶏もも肉を煮ようということであった。
それはそうと小林氏の某楽天の記事は持ち前のメシマズ写真芸を遺憾なく発揮しているおかげか、ブコメではまずそうまずそうと散々な叩かれようで、挙句の果てには「お肉様が可哀想」といったニュアンスの言葉まで投げかけられていて、お肉様への愛故に愛が無いとなじられるとは本当にこの世は不条理、と思った次第。
どう考えても肉をあのように低温でじっくり加熱すれば美味しいことは間違いないわけだけれども、まあこれは実際にやっていない者の推測でしか無いわけで「やらずに批判記事を書くと叩かれる」という今のはてなブログのトレンドに則れば、また逆に「やらずに賞賛記事を書くと叩かれる」事になるかもしれない、ということでならば鶏もも肉のような下賎な肉ではございますが低温で加熱をしてその美味しさをみんなで実際に味わってみてからその味についての批評をせねばと、鶏肉をやや熱めのお湯にじゃぼんと投入して40分ほどの低温加熱調理を施したのが今朝早くの事。
はい
本来ならパクチーみたいなのを添えたら旨いのかもしれなけど、パクチーとか突然用意できないし、そもそも僕はパクチーを数年前にかじってまずいと思って以来食べていない。
なのでとりあえず家にあったセロリの葉っぱを薬味代わりにもりもり添えといた。
ちょっと似ているのでは。
鳥はとても柔らかくポン酢かけただけだけど旨かった。
これはそら豆とパプリカ、アスパラを混ぜた玉子焼き。
春色っぽい。
コレも旨い。
で、パルの過去記事をずっとあさってたんだけどやはり料理というのはこういう感じで良いのではないだろうか、すなわち我々は料理に必要以上の手をかけ過ぎなのではないだろうかという疑念がむくむくと湧いてきてこの先どうすればよいのか、とりあえず明日はブタの生姜焼きでも食べようと思う。