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ぺろぺろ食堂日記

ぺろぺろ食堂は実際には存在しません。それはそうと、もっと野菜を食べてヘルシーになりたい。

僕はちくわぶが食べたかった

まずはじめに断っておかないと行けないのは今回は写真がとても貧素だということだ。
普段は一応あとから見てもまあまあ見られるように一応お皿に盛りつけて、写真はそこそこきちんと撮影しているのだけど、本日は何かと忙しくて、ごはんも食べる暇がなくN女史に「ごめん勝手に飯食ってて」と言い放ち外へ旅立ち、15時前に帰社して飯を食ったという感じで盛りつける気力もなかったのである。
じゃあ別に写真をとらなくても良かったじゃないのということなんだけど、なんというかそもそもこのブログは、自分がご飯を作る時に何を考えて作ったとかそういうのがちょっとでも思い出せるような自分用のメモのようなものであって、そういう意味で今日はやっぱり写真をとっておきたかった。
というのもちくわぶを煮たからである。

おふくろの味というものがあるように、おやじの味というものがある。
他の家がどうかはわからないけれど、おふくろの味がほっとする「落ち着く」味であるのに対して、うちのおやじの味はちょっとハレの味がする。
ハレといっても賑やかな豪華な味というわけでない。
父親が料理をするのは大概母親が料理をしない時、すなわちなにか特別な日のことであって、例えばそれは母親の誕生日であったり、母親が入院した時であったり、夫婦げんかをした時であったり、そんなときだ。
料理が得意な父親ではあったが、母親の料理嗜好とは全く違う料理を作るので僕は父親が料理をするのが中々楽しみであった。
一番昔で覚えている父親の料理は、母親が職場で遅くなった時にマカロニをケチャップで炒めた物。
たしか保育園の年長くらいだったろうか。
マカロニといえばマカロニサラダだけだった僕は、こんなマカロニ料理は初めてじゃ!と眼から鱗が落ちたのを覚えている。
その時は確かホワイトアスパラガスも初めて食った。

そんな父親が好きだったものの一つがちくわぶである。
関東の食べ物なんだろう、九州方面ではあまり見かけない。
九州出身の母親もそこまでこの食べ物にシンパシィを感じないらしく、父親が料理を担当する時に限ってこの食材が出てきた。
まあよく考えれば何のことはないもっちりとした食感のうどん玉である。
しかしこのニッチャニッチャした感じの食感が僕は大好きであった。
他所ではこれをおでんに入れたりしていたらしいが、うちの父親はこれを適当な厚さに切って甘辛い醤油ダレで煮ていた。
これがまたご飯によく合う。
よく考えれば好き焼きうどんをご飯に乗っけて食べているのと同じで、肥満のもとである。

そんなわけで、鶏肉を煮ようと思いスーパーに来てみたら、練り物コーナーの隅にちくわぶがあるではないか。
おそらくおでんシーズンにはひっそりと置いてあるのだろう。思わず衝動買いして鶏肉と一緒に煮込んだのだった。
甘辛く。
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鶏肉で力尽きてこっちはもう適当。
代表に「ソーセージとじゃがいもただ炒めればいいって感じの気持ちがよく出ている料理」と言われた。
そのとおりでございます。
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