苦手なオムレツを作る
幾つか苦手な料理というのがあって、オムレツライスはその一つだ。
オープンタイプのオムレツライスはそこそこできる。
綺麗に卵でチキンライスを巻き込むタイプのオムライスが苦手なのだ。
まずチキンライスが苦手。
ベチョベチョしてしまう。
そもそも僕はあまりケチャップという調味料にシンパシィを抱くことが出来ず、そういうのは相手にも伝わるわけで、僕のほうがオムライスに嫌われているのではないかと思っている。
じゃあオムライスなんか作らなければいいじゃないかってことになるんだけど、料理は卵料理に始まり卵料理に終わるというし、料理を作るからにはオムレツライスくらい作れないと舐められるじゃないですか。
それからお昼に出すメニューがじじ臭いとやっぱりN女史も飽きてくるわけですよ。
たまには可愛らしい「ランチ」というような名前のメニューが出てきてほしいよね。
それが仕事のモチベーションに繋がるなら僕も頑張ってオムライス焼くよ。
こんがりジュージュー焼きますよ。
というわけで、最初の難関ケチャップライスに関しては今回様々なレシピを研究して突破した。
曰く、具を炒めた後ご飯の前にケチャップを入れてよく炒め、ケチャップの水分を飛ばしておくと簡単らしい。
なーんだ、言われてやってみると簡単、パラっとパラパラまでは行かないけれども全然ベチョベチョではない美味しいケチャップライスを作ることに成功した。
そして、完成したオムライスがこれである。
ダメだ!!
卵がっ…!卵がまるでダメっ…!
黄金のオムレツどころかっ…!まだらっ…!白と黄色のまだらっ…!ジタバタ
後で色々見なおしてみると、どうもフライパンの温度が高い(焦げ付きが怖くて焼きすぎている予感)のと、卵の混ぜ方が足りないようだ。
プロのレシピなどを見ていると執拗に卵を撹拌した後シノアで濾したりしている。うむむ。
次回はよーく卵をかき混ぜて、くっつかないテフロン加工のフライパンで制作しよう。
本作は顔を書いてごまかした。
オムレツライスと肉団子。オムレツが弁当箱の形になってる pic.twitter.com/c8gIu3know
— 木村 晃之 (@peroperopero) 2014, 10月 11
ともあれケチャップライスはそこそこマシなものを作れるようになったので、きちんと巻いたきれいなオムライスができるのももうすぐである。
あ、ちなみにオムライスと一緒に肉団子を出した。
こちらは普段感情をあまり出さないN女史がひとくち食べて「これ作ったんですか?」と目をむいたのでかなりお気に召したようだ。
豆腐入りでふわふわなのだ。はっはっは
以上!