ぺろぺろ食堂日記

ぺろぺろ食堂は実際には存在しません。それはそうと、もっと野菜を食べてヘルシーになりたい。

皿うどん、ソースをかけるか三杯酢をかけるか

昔の職場で、長崎から来た先輩がリンガーハットをやたら好きで、昼によく行くことがあった。
僕はリンガーに行くとちゃんぽんなのだが、先輩は皿うどん。それも太麺。
初めてそれを見た時、皿うどんといえば細麺だと思っていた僕は、ははぁこれが地元民というものか、と感心した。
しかし、次の瞬間僕は椅子から転がり落ちそうになった(よくこういう表現があるけどまあそんなに驚かないよね普通)。
おもむろに先輩がテーブルの脇にあったウスターソースをバシャバシャかけ始めたからである。
「えっ???ソース???」

「いや、長崎ではこれが普通だよ…」

なるほど、普通だからこそちゃんぽんの店にそぐわないウスターソースが並んでいるわけである。使わないから僕はずっと醤油か何かかと思っていたのだ。

しかしせっかくのだしが効いたあんかけにソースかけたら汁気の多いソース焼きそばになってしまわないのか。
イマイチ自分で試す勇気がない僕はいまだにソースかけのかた焼きそばを食べたことがない。

さて、鹿児島には名物皿うどんがある。
ふるさとのデパート山形屋の食堂にある「山形屋の焼きそば」である。
固めの揚げそばにオリジナルのあんかけをたっぷりかけた皿うどんで、土日はもとより毎日注文の大半はこの皿うどんという恐るべきメニューである。
この皿うどんの特徴は各テーブルに置かれた三杯酢。
これをかけて食べて下さいというPOPが置いてあり、好きな人はバシャバシャになるまで三杯酢をかけて食べている。
僕も何回か食べに来たことがあるが、食べるたびに「正直三杯酢の味になるんだよな…」と思ってしまう。

じゃあかけなければいいじゃんってなるんだけど、うーんかけてしまうのだよ。何故か。

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本日のお昼は皿うどん
ヤングコーンなどという珍しいものが入っているのは、八百屋に行ったら置いてあって、なんか無性に食べたくなったので買ってしまったから(鹿児島ではヤングコーンの旬らしいです)。
さて、問題はソースをかけるか?三杯酢をかけるか?
そんな迷いを断ち切るかのように、なんとこの皿うどんについていたスープは「ソース入り」でした。

そ、そんなのもあるのか…。